太魯閣（タロコ）渓谷観光について（太魯閣渓谷の現状）

日本の皆さんに人気のある太魯閣（タロコ）渓谷観光ですが、現在、太魯閣渓谷は大変危険な状態になっております。

日本では一切報道もされておらず、旅行社も一切公表はしておりませんが、一昨年の5月、花蓮を台風が直撃しました。その後、立て続けに震度５の地震が発生。それまでも、落石事故が発生していた太魯閣渓谷ですが、その頻度は増し、今では、毎日の様にどこかで落石が発生しております。

さらにその落石の規模は、大型観光バスよりも大きな岩が落ちてくると言うもので、落石した岩は道路で炸裂、破片は鋭利な刃物の様になり、通行人を襲います。

また、岩が車に直撃し、車は原型を留めない様な状態にもなりました。当然、乗客は即死です。毎年大勢の死傷者が出ております。

ヘルメット着用で散策する燕子口でも死亡事故が発生しております。正直、ヘルメットなど何の役にも立ちません。

太魯閣渓谷は花蓮観光のドル箱観光地。故に、行政も旅行社も事故内容については公表を避けていますが、これが今の太魯閣渓谷の実態です。

よって、当方では、太魯閣渓谷観光に関しましては、お客様の安全を最優先させて頂き、安全が比較的確保されている太魯閣牌楼、長春祠、禅光寺のみとさせて頂いております。

ご理解、ご了承のほど、お願い申し上げます。